『龍の見る夢 -FromErusSSS-』(前編)

_ OP STAGE _ 1st STAGE _ 2nd STAGE _ 3rd STAGE _


GM: アリスティード→ゴズ→シグルドの順に、自己紹介を願います。〆は以上にて。
アリスティード: 「アイデクセンの騎士、アリスティード・マイヤー。どうぞ、お見知りおきを」
アリスティード: 「騎士と言っても、まだまだだと思ってるんだけどね……ん?」
アリスティード: 「ええと、騎士はどうして他人のために戦うのかって?」
アリスティード: 「護るべきもののために剣を手に取るから、騎士じゃないか。
 :  君がそこにいてくれるから、僕はこうして戦えるんだ」
アリスティード: 「だから、共に行こう。辿り着く場所は、まだわからないけど」
アリスティード: アルカナはデクストラ・アダマス・グラディウス
アリスティード: 通常APは10か6
アリスティード: シナリオ因縁はリエラに[現在・幼子]とゴズに[過去・恩人]
アリスティード: 以上です
ゴズ: 「ゴズ=ガイファイトってぇ者だ。よろしく頼むぜ(に)」
ゴズ: 「あぁ、握手は勘弁してくれ。この通りでな(右肩を見せる)」
ゴズ: 「ん?この腕か?ま、いろいろあってなぁ。お互い無用な詮索は無しにしようや?」
ゴズ: 「傭兵稼業ももう長いな。明日はどの身空の下やら、と」
ゴズ: ※アルカナはディアボルス/フルキフェル(鬼人)/アクア。
ゴズ: ※通常装備時のAPは9です。
ゴズ: ※因縁はヴォルツに過去:同志、シグルドに過去:闘争
ゴズ: 以上です。
シグルド: 「俺はシグルド。見ての通り、戦が生業だ。」
シグルド: 「“火竜の牙”なんて呼ばれ方もするけどな。好きに呼んでくれ。」
シグルド: 「悪いが、話はあんま得意じゃねえんだ。見た方が早いだろうしな。」
シグルド: 「ま、一つヨロシク頼むわ。」
シグルド: 伸びた赤髪を無造作に括り、やや斜に構えた傭兵。容姿は20代前半。
シグルド: 犬歯がよく発達し、どこか野獣を思わせる雰囲気の持ち主。
シグルド: 右上腕には、怪我もしていないのにボロボロの包帯。
シグルド: APは3、アルカナはフィニス/アルドール/アダマス。
シグルド: 因縁は暴竜リヴェールトに過去:仇敵、アリスティードに未来:幼子。
シグルド: 以上、よろしくお願いします。
GM:  
GM: 初期の鎖を配布します。
GM: アリスティード>グラディウス、ゴズ>アクシス逆、シグルド>クレアータ。



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Blade of Arcana 2nd Edition :
『龍の見る夢 -FromErusSSS-』(前編)
 
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導入1:暴竜との死闘
シーンPC:シグルド
シーンカード:フルキフェル
登場判定等:不可
舞台:西方暦960年。アイデクセン郊外、暴竜のねぐら。
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GM: 百年前。後のエルテルランド西端、アイデクセン。山間部。
GM:  
暴竜リヴェルート:「キシャァァァァァァァァァァアッ!」
GM: 幾度目か、もう数えたくもない。紅蓮の吐息が、洞の闇を打ち払う。
GM: またひとり、仲間が倒れた。聖痕の輝きも、戦神の加護も尽き果て、命を繋ぐ手立てはない。
GM: 残るのは、君一人だけ。それも、満身創痍といっていい体だ。
GM: だが、それは暴竜とても同じこと。鋼鉄にも勝る鱗を貫き、幾つもの傷が刻み込まれている。
GM: あと一押し。それで、全てにカタがつく。
シグルド: 「…だからって、お互い今更…引き下がれねえよな。」大上段に、焔の魔剣を構え。
GM: ……そして、手番は君に回った。
シグルド: 「…頂く!」竜の首元。その一点を一息で、貫く。
GM: それが、最後の斬音。どう、と重い音をたて……竜の首が、岩肌に落ちる。
暴竜リヴェルート:「馬鹿な、馬鹿な! 貴様らに、人間などに!」
GM: それでも、なお言葉を紡ぐ……黒い鱗の魔竜。
暴竜リヴェルート:「だが……忘れるな! この身が幾たび滅びようと蘇り、必ずや、必ずや……!」
シグルド: 「…その時は、また。俺みたいな人間が、お前を止めに来る。」
暴竜リヴェルート:「なれば……幾度とても、焼き滅ぼすのみよ……!」
シグルド: 「覚えとけ。諦めが悪いのは、お前だけじゃない。人間もお前と同じか…それ以上に、しつこいモンだ。」
暴竜リヴェルート:「忘れるな、というならば此方もぞ。闇の力と加護を受けるのが、貴様らだけだと思うな……」
暴竜リヴェルート:「約定を果たせ、……魔神よ!」
GM: 咆哮が轟く。ぼろぼろと、黒い灰になって散り逝く竜の血肉。
GM: あとに残るのは、巨大な骨と――浮かび上がる、鏡写しのエルスの聖痕。
GM: 咆哮だけが残響する。
シグルド: 「魔印…契約の証、か。…お前は、何を棄て…何を得た…?」
GM: それは、自分の記憶ではない。しかし、確かに知った光景。魂に刻まれた、輪廻の記録。
GM: 竜の吐いた不吉な予言は、成就される事なく。
GM: ……それから数十年の間、かの地に平和が訪れた。
GM: それを、あなたは知っている。
GM: これは夢。イツカ見た夢。あのひ見た夢。……夢が、途切れた。
GM: 途切れようとした。
GM: だが、全てが終わる寸前に。
少女: 「…………」
GM: 見たこともない少女が、ゆらぐ闇の中に立ち尽くしていた。必死の表情で、言葉を紡ぐ。
GM: 唇が動く。
GM: ――たすけてください、と。
シグルド: 「…ッ!?」がば、と。そこで、魘されるように目が覚める…だろうか。(笑)
GM: その通り。差し込む朝日と共に……異様に鮮明なその夢は、終りを告げた。
GM:  
GM: シーンカット。シグルド>フルキフェル。
シグルド: 受領。
ゴズ: アクシス物忌み



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導入2:英雄は何処に
シーンPC:アリスティード
シーンカード:イグニス
登場判定等:不可
舞台:西方暦1051年。アイデクセンの街。
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GM: 竜という言葉に、幼い頃から、不思議と親しみを抱いてきた。
GM: 物語りに語られる、邪悪の権化と、気高き獣の王。後者の印象が強かったから、かもしれない。
GM: 物心もつかぬころに絵を画かせたら、白い竜の姿を描いた、などとも聞かされた。
GM: 闇のドラッヘでなく、アルカイの一柱として、天宮から遣わされたものを、不思議と思い描いていたらしい。
GM:  
GM: だが、それは。あの日を最後に……打ち砕かれた。
GM: 十年前。エステルランド西端、アイデクセン。
GM:  
駄竜:「ゴァァァァァァァアッ!」
GM: 紅蓮の吐息が、街並みを嘗め尽くす。弾け飛ぶ。
GM: ひとびとを、故郷を、護ろうと剣を執った、騎士達もろともに。
GM: 母とは逸れた。兄とも同じく。父は、……生きてはいまい。
GM: 炎の中に、ただ、一人きり。
GM: ごうごうと、ごうごうと。燃え盛る音だけが、耳朶を打つ。
アリスティード: 「……あ、あ……」
アリスティード: 「父さん……か、あさん……」
ヴォルツ:「……無事か!」
GM: 背後から、不意に。強い力で、肩を掴まれた。
アリスティード: 「あ、ヴォルツさ、ん」
GM: アルの父を、“我が誇りであり、誉れである”と。そう日頃から口にしていた、領主の姿があった。
GM: 肩口に、大きな火傷を負っている。
アリスティード: 「だ、だいじょう、ぶ……?」
ヴォルツ:「私のことは、いい。……アリスティード」
アリスティード: 「な、なに?」
ヴォルツ:「逃げろ……急げ。皆、街外れにいるはずだ」
アリスティード: 「わ、わかった。ヴォルツさん、こっちから」手を引っ張って
ヴォルツ:「……私は、まだ行けん。誰かが残っている。あの竜と争っているものがいる」
ヴォルツ:「君の父上を行かせたように。この街を護るため、切り捨てるものを切り捨ててきたのだ。残らねば、申し訳も立たん」
アリスティード: 「で、でも、その傷じゃ無理だよっ」
ヴォルツ:「……君の父さんはな、アリスティード。街に暮らす皆を守ろうとして行ったのだ。君や……誰かの家族を」
ヴォルツ:「……私が行かせた。そうさせたのだ。人の身では抗えぬような、力に向けて」
ヴォルツ:「だから。君は行け。父上の志を汲んで、継いで……やってくれ」
GM: 強く、背を押された。
アリスティード: 「……わかった」
アリスティード: 「だから、約束して。僕たちを、この街の騎士にしてくれるって。兄さんもきっと、おじさんを待ってる」
ヴォルツ:「……約束しよう。アリスティード・マイヤー。君が、……何かを護る、そのために立つならば」
ヴォルツ:「さあ」
アリスティード: 「またねっ!!」
GM: 炎の中。背を向けた側から、竜の撒き散らす暴威の響きが……遠ざかる。
GM:  
GM: シーンカット。何かありますか?
アリスティード: OKです
GM: では、アリスティード>イグニス



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導入3:焔の災厄
シーンPC:ゴズ
シーンカード:ルナ逆
登場判定等:不可
舞台:西方暦1051年。アイデクセンの街。
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GM: 【導入2の続き、となります。】
GM: 十年前。エステルランド西端、アイデクセン。
GM:  
駄竜:「ゴァァァァァァァアッ!」
GM: 幾度目か、もう数えたくもない。紅蓮の吐息が、夜空を焼き尽くす。
GM: 焦土と化した街並み。累々と積み重なる屍。領主ご自慢の騎士たちも、一人残らず殺されていた。
GM: 如何なるものからも、護りぬくための盾だと。彼がそう、誇っていた騎士達は。
GM: 唐突に訪れた、正に天災と呼ぶべき暴力に。全て、一つも残さずに、薙ぎ払われたのだ。
GM: だが、暴れ狂う竜は、既にして満身創痍。剣に等しい爪はへし折れ、焼け付く己の血で総身を染めて。
GM: あと一撃。それで、全てにカタがつく。
ゴズ: 「はっ、お互い、随分と男前になったもんだなぁ!」
駄竜:「……ガアアアアッ!」
GM: 狂ったように開かれた顎門の中に躍り狂う、紅蓮。
GM: だが。そこで……手番は、君へ回った。
ゴズ: 魔器で《魔法防御》
ゴズ: 「さぁ!てめぇも年貢の収め時だぜ、いい加減暴れるのにも飽きた頃だろうが!」踵を振り上げ、脳天めがけて振り下ろす!
GM: 炎を蹴り破る。脚に伝わる、鈍い……頭蓋を潰す感触。
GM: 断末魔の声もなく、駄竜は息絶えた。
GM: 周囲は火の海、屍山血河……惨々たる有様なれど、勝利した、のだ。
ゴズ: 「鬼と竜なら鬼のがつえぇってのさ。俺が言うんだからまちげぇねぇ」ぴっ、と足の血を払い。
ヴォルツ:「……ゴズ殿」
ヴォルツ:「終わった、のか……世話をかけたな」
ゴズ: 「おぉ!領主様じゃねぇか!アンタも無事だったか!」
ヴォルツ:「どうにかな。家族も真っ先にやられたが……私だけは、こうして生き延びた」
GM: 沈痛な面持ちの領主は、それでも無理矢理に微笑んでみせた。
ゴズ: 「はっ!…まぁ、結構歯ごたえのある戦いだったぜ(笑)」
ヴォルツ:「竜と、鬼か」
ヴォルツ:「人は……無力だな」
ヴォルツ:「何人死んだのか……皆、必死で生きていた。やるべきと、信じることもあったろう」
ゴズ: 「まぁ、あれさ。アンタが生き延びたってことはアンタがまだこの世に必要だって事なんだよ」
GM: たっぷりと、沈黙。
ゴズ: 「死人は喜ばねぇが、泣きもしねぇし苦しみもしねぇ」
ゴズ: 「アンタ等がその分、泣いて苦しんで喜べびゃぁ良いだけのことさ」
ヴォルツ:「……そう、だな。そうなのだろう。天命……と言わば、違うのかもしれんが」
ゴズ: 「やぁれやれ。あんた方はどうにも何でも難しく考えすぎだ」
ヴォルツ:「……強いな。強い言葉だ。こちらも、強くならねばと、思わずにはおれぬような」
ヴォルツ:「ならば、私は……何年かかるか知れないが、ここでまた、生きて行こう」
ゴズ: 「生きてるってことはこれからも生きてカナきゃならねぇって事さ。違うかい?」呵々と笑い
ヴォルツ:「まずは……そうだな。親を亡くした子供たちを、世話してみようか」
ヴォルツ:「先は、長そうだからな……妻も子も亡くした今は、丁度いい慰みかもしれん」
ヴォルツ:「終わるまでは、生きねばならんか」
ゴズ: 「アンタは良い領主でいられるさ」にやり、と
GM: 領主は少しだけ、笑った。
ヴォルツ:「街が復興したら、また、訪ねてきてくれ。きっと歓迎しよう。大した事は、できんかもしれんが、な」
ゴズ: 「そりゃぁ嬉しいね。…なら約束だ。10年後、またこの街に来る」
ゴズ: 「あんたの元気なツラ、拝みにな」くるり、都踵を返し。
ヴォルツ:「覚えておこう、ゴズ・ガイファイト。この約定を」
GM:  
GM: シーンカット。何かありますか?
ゴズ: ござんせん〜
GM: では、ゴズにルナ逆。



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導入4:そして、現在。
シーンPC:アリスティード
シーンカード:アクア逆
登場判定等:不可
舞台:西方暦1060年。アイデクセンの街。マイヤー亭。
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GM: 【導入2の続き、となります。】
GM: 目が覚めた。マイヤー邸、自室のベッドで。
アリスティード: 「……と」
GM: 十年前、アルと兄とを遺して絶えた家。がらんどうの入れ物。
GM: 一年前に兄までもが去り、残されたのは自分一人だけ……の、はずだった。
アリスティード: 「また、あの時……か」
GM: が、殺風景だった室内には、少しだけ華やぎがある。割と真新しい花が、一輪。
GM: 部屋の前の廊下をぱたぱたと。忙しない、軽い足音が通り過ぎていく。
GM: 過ぎようとして……。
GM: ずだーん、と。盛大な激突音が響き渡った。
アリスティード: 「……え!?」
リエラ:「……あ、あー、アル。起こしちゃった?」
GM: わたわたわたと取り乱している様子が伺えるような声。がしゃがしゃと、なにやら忙しなく動き回る音。
アリスティード: 「ち、ちょっと───」慌てて寝台から起きあがって駆け寄り
GM: ぶちまけた洗濯物に埋まっている少女、が一人。
アリスティード: 「な、何をしてるの……かな?」
リエラ:「えーと……その、お洗濯物を取り込もうと」
GM: 彼女が……なんと言うか、この屋敷に増えた、実質的な華やぎだった。
GM: まあ拾ってきた上に素性も知れないわけで、捨て猫と変わらないといえばそうなのだが。
アリスティード: 「うん、それはわかった。そのお洗濯は、誰がしたの?」
リエラ:「あの、うん。私。ほら、お世話になりっぱなしっていうのも、なんだかいけないし」
アリスティード: 「だから、そんなことしなくていいって言ってるのに……」
アリスティード: 「でも、ありがとう」雰囲気華やいでるので、なんだか笑顔
リエラ:「あ……あの、ありがとうって、うん。こちらこそ」
GM: ぺこり、と頭を下げてみたりする。
リエラ:「って……こんなことしてる場合じゃないんだっけ。これ片付けたら、ご飯の材料買いに行かなきゃっ」
GM: で、メモを見い見い、大慌てで洗濯物回収モード。
アリスティード: 「いや、だから君はそんなことをしなくても……」
リエラ:「私の気がすまないんですっ。あー、角のお肉屋さん、いいところが売り切れちゃう」わたわたわた。
アリスティード: 「……わかった、一緒にやろう。これで全部?」洗濯物拾い集め
リエラ:「あ、うん。はんぶんは、さっき取り込んじゃったから……って、ごめんなさい余計な手間にしちゃって。これから気をつけるね」
GM: この手の家事手伝い、止める気は、どうやら毛頭ないようで。
アリスティード: 「気に病まなくていいの。君は、笑ってる方が可愛いから」
リエラ:「あ……うん、ありがとっ」
GM: どこか懐かしい香りのする少女は、文字通り、花が咲いたように微笑んだ。
アリスティード: 「……さて、買い物となると……さすがに、これじゃぁね」
アリスティード: 下を向いて、自分が着ている衣服をつまんでみせる。少し、顔が赤いのを隠すように
リエラ:「……どうしたの?」
GM:  
GM: と、いったとこで、、シーンカット。アリスティード>アクア逆。
アリスティード: 受領
ゴズ: ルナ物忌みです



_ OP STAGE _ 1st STAGE _ 2nd STAGE _ 3rd STAGE _

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